見識ある画廊は作品を供給する

300年続く骨董商の家に育ったパオラとロッセラ姉妹が1981年、イタリアにガレリア・コロンバーリを設立した。 同館は、今世紀のデコラティブアートに限定し、家具、照明器具、ガラス、陶器のテーブルオブジェクトを主とした“現代の古典”と呼ばれるデザインやアートを取り扱っている。また、そういった歴史的重要作品の収集を行いながらも、著名なデザイナーやアーティストの展覧会の開催や、新しい作家の活動のディレクションも行っている。

パオラ・ロッセラ姉妹の冒険は続く

パオラのエディションによるパルテラのヴェネツィアガラス作品は高い評価を得ており、各国美術館からの展覧会の依頼は引きも切らない。さらに、ロシアの美術館のコンサルタントや、小売店向けの製品作りなども手掛けるなど、姉妹の冒険は21世紀にも終わりそうにない。

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