シカゴ美術研究所

19世紀中頃にはすでに一大工業都市であったシカゴは、20世紀都市社会学の理論構築におけるモデル都市とされ、全米の建築業界に大きな影響を与えた“シカゴ派”の誕生へとつながる。そのような時代を背景に、シカゴ美術研究所の前身であるシカゴ美術学校が創立された。100年を超える歴史が物語るように、同館の活動内容も非常に多彩だ。欧米、アフリカ、アジアのファイン・アーツや、シカゴ周辺で活躍した建築家に関するものを中心とした建築ドローイングなど、充実したコレクションを所蔵している。

98年は“イヤー・オブ・ジャパン”

1998年開催の日本のデザイン・建築に関する企画展“JAPAN2000”では、日本の伝統産業と現代デザインを融合させた作家たちや、ホビー、エレクトロニクスなど5つの工業デザイン分野、著名建築家たちの近年の作品などが紹介される。

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