サンフランシスコ近代美術館

西海岸初の20世紀美術を専門とする美術館・サンフランシスコ近代美術館…通称SFMOMAが誕生したのは1935年。 その後1983年に、建築・デザイン部門が創設され、87年には、キュレーターのパオロ・ポレードリによって、再編・拡大が図られた。ポレードリは、建築家やデザイナーに焦点を当てた企画展を次々に開催し、作品のコレクションにも力を注いだ。また、同館は教育プログラムとして、著名建築家やデザイナーによるレクチャーも開催している。

マリオ・ボッタの手による新館ビルが話題

スイスの建築家・マリオ・ボッタを起用し、新築した新館ビルが、世界中の注目を集めている。セットバックした2つの箱型ビルの間に、斜めに切り取られた断面を正面に向けて美しくそびえ立つ円柱は、ダウンタウンのランドマークにもなっている。