グローニンゲン美術館

オランダ北部にあるグローニンゲンは、工業都市として成長してきた街で、近年は自治体が推し進めてきた企業誘致によって、活気が増してきている。 そのグローニンゲン中央駅近くの運河の中に、小島のように浮かぶグローニンゲン美術館は、オープンしたばかりの新しい美術館だ。その最大の特徴は、当代きってのデザイナーや建築家を起用して、テーマ別に複数の展示棟を建設し、建物そのものまでコレクションにしてしまったことだ。

グローニンゲン美術館の展示棟の内訳は…

アレッサンドロ・メンディーニが1950年以降のアート館を、フィリップ・スタルクが応用美術館を、そしてミケーレ・デ・ルッキが考古学館を担当した。また、ショッキングかつ刺激的なプロジェクトに定評がある、コープ・ヒンメルブラウが近代美術館を担当した。

ページTOPへ