フィラデルフィア美術館

フィラデルフィア市の創立100周年にあたる1876年に、市内フェアモント公園の記念アートギャラリーに創設されたのが、フィラデルフィア美術館だ。 その後、1893年からファイン・アートの所蔵が始まり、現在のような総合美術館へとなっていった。もともと工業美術学校のための啓蒙的役割を担っていたため、工芸品やプロダクト・デザインのコレクションは非常に充実している。また、デザイン関連のワークショップやシンポジウムなども、積極的に開催している。

これまで開催された主なデザイン関連企画展は…

ブリティッシュ・コンテンポラリー・デザイン展(1972年)、1945以降のデザイン展(1983年)、ジャパニーズ・デザイン~1950年以後(1994~96年)などがある。また、創立100周年を記念して76年に開催された企画展は、美術館がデザイン・コレクションを持つこと重要性を説いた。

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