ボイマンス・フォン・ベウニンゲン美術館

ロッテルダムのボイマンス・フォン・ベウニンゲン美術館は、ファイン・アートと応用美術の両面で作品を有する、複合型美術館だ。工業デザインのコレクションは、J.C.エッビング・ウーベンが着手し、W.A.L.ベーレンによってほぼ現在の陣容が確立された。なお、新たなコレクションを取得する際には、プロダクトのアート性だけでなく、それが市場に出るまでの過程など、総合的な視点を持って、作品を選ぶようにしているとのことだ。

最も点数が多いコレクションは食器類

セラミック中心の食器類のコレクションが充実しており、中でも“ポット”の収集にはかなりの力を注いでいるようだ。なぜなら、ポットは機能性にあまりとらわれずに形状を決定できるため、自由で独創的な発想を持った作品が多いためだ。

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