ディ・ノイエ・ザムルング

ミュンヘンのディ・ノイエ・ザムルングは、今世紀初頭から現在までの、デザインと応用美術品の収蔵を目的として設立された美術館だ。同館は工業デザインやグラフィック、美術工芸品を中心とした4万5000点以上のコレクションを有しており、今世紀の応用美術や工業デザインのコレクションとしては、世界でも屈指の規模を誇っている。内容は工芸品と工業デザインの二つに大別され、前者は日用品、後者は大量生産された商品を対象としている。

2000年には2つの新館がオープン

十分な展示スペースがなく、収蔵品のほとんどが倉庫に眠った状態であったため、ミュンヘンとニュルンベルクに新館が建設された。ニュルンベルクの新館はベルリンの建築家・Volker Staabが、ミュンヘンの新館は地元の建築家・Stephan Braunfelsが設計を担当した。

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