モントリオール装飾美術館

カナダ初の装飾美術館としてオープンしたモントリオール装飾美術館は、創立20周年を前に、ボザール様式の建物からフランク・ゲーリー設計の建物に移転した。移転にあたり、ゲーリーは初の試みを行っている。一つは、建築を同館のコレクションのイメージとリンクさせたこと。もうひとつは、新館をモントリオール美術館の中に設けたこと。コレクションは20世紀のプロダクト・デザインがメインだが、展覧会場の優しい色調がヴィヴィッドなカラーの多い作品群をより際立たせている。

65年以降の作品を中心に、コレクションを収蔵

コレクションは65年以降の作品を中心とし、家具、陶磁器、宝飾品、テキスタイル、グラフィック・デザインなど、4000点以上の作品を収蔵している。特に、北米の宝飾品、イタリア製家具、国内の現代ガラス製品などのコレクションはかなり充実している。

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