パリ装飾美術館

1789年に勃発したフランス革命によって、アーティスト一人ひとりの自由な制作が認められ、王室中心だったアート界への一般市民のアクセスも可能となった。 このような歴史背景の中、パリ装飾美術館の前身が誕生した。装飾美術館・20世紀部門のコレクション総数は、約3500点。中世、17~18世紀、19世紀、20世紀と時代を順に追って見学できるほか、玩具から家具まで、装飾美術の歴史を時代順に見ることも可能だ。

観覧できるのは“家の中の装飾品”のみ

Union Centrale des Arts Décoratifsによって明確にコレクションの振り分けがなされているため、装飾美術館で見られるのは“家の中の装飾品”に限られる。そのほかのコレクションは、Union Centrale des Arts Décoratifs傘下の服飾美術館や広告美術館、ニッシム・カモンド美術館などで見ることができる。

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